簿記に興味があるけど、数学苦手だったから合格は難しいのかな・・・
数学が苦手だった人の中には、そんな風に考えてしまっている人も多いのではないでしょうか。
簿記は数字を扱う科目なので、理系の人向きなイメージがありますよね。
そこで、この記事では
- 簿記に数学の得意・不得意が関係あるのか
- 簿記が向いている人の特徴
- 算数が苦手な人に簿記取得は難しいのか
の3点について紹介していきたいと思います。
簿記に数学の得意・不得意は関係ない
まず結論をいうと、簿記を勉強するのに数学が苦手でも全く問題ありません。
簿記では、会社の経営成績や財政状況を把握するための決算書の作成方法(ルール)を学びます。
そのため、何か難しい数式が出てくるわけではありません。
簿記で使うのは四則演算(+-×÷)のみです。
また、試験は電卓の持ち込みが可能なため、四則演算を暗算で解く必要もありません。
解き方が分かれば、あとは電卓叩くだけで電卓が答えの金額を教えてくれます。
簿記が向いている人の特徴
簿記に数学の得意・不得意は全く関係ありませんが、では、どんな人に簿記は向いているのでしょうか。
以下のような人は簿記の勉強が向いているといえます。
- 日々の取引に興味が持てる人
- パズルが好きな人
- お金の計算が好きな人
- 解法の暗記が得意な人
- 算数が好きな人
これらの特徴については以下の記事で更に詳しく紹介しています。
算数が苦手な人に簿記取得は難しい?
ちなみに、算数が好きな人は簿記に向いているとお伝えしましたが、算数が苦手だからといって簿記に向いていないというわけではありません。
簿記で使うのは四則演算(+-×÷)のみで計算も基本的には電卓が行ってくれるため、計算が苦手でも問題ありません。
ただ、以下のような人は簿記取得は難しいのかなと感じます。
- 数字が嫌い・見るのも嫌な人
- 四則演算があること自体が嫌な人
簿記は日々の取引を記録し、企業の成績表となる決算書(財務諸表)を作成することが最終的なゴールのため、最初から最後まで数字ばかりを目で追うことになります。
そのため、
数字が嫌い、見るのも嫌だ
という人は簿記の勉強に向いていません。
また、簿記の試験は電卓持ち込みで四則演算すら電卓でできてしまうのですが、
数字を足したり引いたりすること自体がもう嫌すぎる
というような人も簿記に向いていないといえます。
まとめ:数学が苦手でも簿記を取得できます
この記事では
- 簿記に数学の得意・不得意が関係あるのか
- 簿記が向いている人の特徴
- 算数が苦手な人に簿記取得は難しいのか
について紹介してきました。
結論としては、簿記に数学の得意・不得意は全く関係ありません。
算数が得意だった人は簿記も得意になる傾向があり、算数が苦手だった人に比べると有利なことは間違いありません。
ただ、簿記取得に関しては得意になる必要はなく、簿記の知識を身につけ、簿記検定に合格することが目標だと思います。
簿記3級・2級はともに合格ラインは70%となっています。
71点で合格するのも、90点で合格するのも、【合格】には変わりないですよね。
そのため、算数・数学が苦手だったという人もそれだけの理由で諦めるのは勿体ないです。簿記に興味がある人はぜひ挑戦してみてください。